メニュー
JA岡山東 メニュー
 

人と大地と地域を結ぶ、JAコミュニケーション。




営農情報

営農情報

JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2016.10.01更新

水はけの改善(通気性)/土壌乾燥への備え(保水性)/土壌の改良他


 気象変化に強いももづくりの原点は活力ある根づくりにあります。
 活力ある根づくりには、土壌の通気性・保水性・軟らかさを確保するための備えが大切です。

1.水はけの改善(通気性)

 雨が上がって1日以上経っても水たまりが残る園地は、条件に見合った明きょ・暗きょなど、排水対策の点検・整備が必要です。

2.土壌乾燥への備え(保水性)

 水源の確保とかん水設備は、欠かせない課題として、充実させましょう。
 また、水源に乏しい園地は、部分深耕による有効土層の拡大や改良資材の投入などによって、保水性の向上を図ります。

3.土壌の改良

 部分深耕、中耕、改良資材の投入などによって土壌の軟らかさの継続を図ります。

(1)中耕・深耕

 10月を中心に、基肥を施用した後、早めに行ってください。
 中耕は時期が遅れると、せっかく伸びた秋根の多くを切り、その分貯蔵養分が無駄になります。
 深耕(図1)は、10月を過ぎて時期が遅くなるほど、太根は切らないように心がけてください。

(2)土壌改良資材の投入

 目的は化学性と物理性の改良にあります。
  • ①化学性の改良
     土壌改良目標(表1)の塩基バランスを保つのに有効な資材を投入します(表2)。
  • ②物理性の改良
     通気性・透水性・保水性を保つのに有効な資材を投入します(表3)。
     乾燥しやすい園地はパーライト、ピートモス、たい肥を組み合わせて使うと良いでしょう。
     水はけの悪い園地では、パーライトが有効です。

図1 深耕の方法例

表1 土壌改良目標値

(岡山県果樹栽培指針)

表2 土壌酸度に適応する改良資材(一例)

表3 土壌改良に有効な資材の特徴

(県農業研究所  山本より)

4.基肥の施用とかん水

 9月下旬~10月上旬は基肥の施用時期です。有機質を多く含む肥料は早めに施しましょう。
 施肥後乾燥が続けば、肥効促進を目的としたかん水を実施します。

5.せん孔細菌病防除

 多発園は9月下旬~10月上旬と10月中旬の2回、ICボルドー412(30~50倍)に展着剤アビオンE(1000倍)を混用して、薬液をたっぷり使って、丁寧に散布してください。
 台風襲来時は雨前散布を励行しましょう。
(山陽基幹支店 和田 泰)