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営農情報

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2017.06.01更新

清水白桃核割れ軽減にむけて/袋掛け/日当たり改善他


1.清水白桃核割れ軽減にむけて

 本年の清水白桃の満開は4月10日でしたから、満開50日後の5月30日ころには硬核期に突入し、60日後の6月9日ころには硬核が完了します。
 この10日間は「核割れ危険期」であり、急速な果実肥大による核割れを誘発させないために、急激な摘果はしないことです。

2.袋掛け

 清水白桃における硬核期終了後の袋掛けは、生理的落果被害を軽減するために、二通りのパターンを勧めています。まず一つは、満開60日を過ぎた6月9日以降に1.2~1.5倍袋を掛けて、満開75日後の6月24日ころに落果状況を判断して修正摘果を行う方法です。二つ目には、満開75日ころ修正摘果を行った後に袋掛けを行う方法です。
 おかやま夢白桃は5月下旬~6月上旬に袋掛けを行います。
 白麗は、満開70日後の6月19日ころに仕上げ摘果と同時に袋掛けをします。

3.日当たり改善

(1)新梢管理

 勢いが強くて過繁茂になりそうな樹の徒長枝をせん除し、着果部位への日当たり改善を図かります。
 注意点は次のとおりです。
  1. 6月硬核完了後随時行う
  2. 基部から10cm程度を残してせん除
  3. 最小限のせん除にとどめる

(2)枝つり・支柱立て

 樹の中心部へ設置した支柱への枝つりまたは枝を下から支える支柱立てを補強するとともに見直し点検を行います。
 目的は、着果部位並びに樹冠下への日当たり改善による糖度向上と果実重による枝折れや裂けなどの被害を防ぐことにあります。

4.落蕾症への備え

 千種白鳳など落蕾発生園の次年度対策としては、6月上中旬と収穫後の8月下旬~9月中旬の2回、液体マンガン200倍の葉面散布が有効です。

5.病害虫防除

 モモせん孔細菌病は(図)、降雨と強風により発生が助長されます。梅雨の時期は、降雨の合間をみて薬剤散布をしましょう。風雨が強まることが予想される場合には、事前散布を心がけましょう。併せて、付近にあるスモモにも薬剤散布が必要です。
 先月に引き続いて、病斑枝は見つけ次第切り取り、園外処分しましょう。
 その他、29年版JA防除暦を参照してください。

図 せん孔細菌病伝染環

(山陽基幹支店 和田 泰)