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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2017.07.01更新

修正摘果/日当たり改善/適期収穫他


1.修正摘果

 生理的落果を見込んで多めに袋を掛けたけれども落果が少なく、まだ修正摘果をすませていない清水白桃などがあれば早急に、葉果比70~80(葉70~80枚に1果)を目安に修正摘果をします。摘果は目通りから下の日当たりの悪い位置の果実や小さい果実を優先します。

2.日当たり改善

 徒長枝の発生によって樹冠下に射し込む光量が少なく、暗い園地は、果実糖度が低い傾向にあります(図1、2)。

(1)徒長枝のせん除

 樹勢が強く樹冠下が暗い場合には、主枝・亜主枝の背面から発生している徒長枝のせん除を行います。せん除は徒長枝の基部10㎝程度を残して行います。程度は、発生している徒長枝の1/3~1/2以内を目安に行います。

(2)支柱などの点検

 枝折れや枝裂け防止と同時に、日当たり改善を考慮して、枝吊り・支柱立てを行うとともに、その点検を行います。
 主枝や亜主枝の先端が下がると日当たりが悪くなるばかりか、枝折れや枝裂けが起きやすくなるとか、湾曲部分からは徒長枝が発生しやすくなるなど、樹形を乱す原因にもなるので注意が必要です。

図1 果実糖度が低い圃場

図2 樹冠下相対照度と果実糖度(岡山農試2003)

3.適期収穫

 モモの果皮の色は、成熟につれて緑色が退色して薄緑色から淡黄色へと変わって行きます。また、果実の硬さは成熟にともなって軟らかく(軟化)なって行きます。
 収穫期の判断は品種や年柄によって若干違いがありますので、選果場の収穫基準を守って、未熟果・過熟果の収穫にならないよう適期収穫に努めてください。とくに品種の変わり目には、終える品種、始まる品種双方の熟度に十分注意しましょう。

4.梅雨明け後のかん水

 急激に高温乾燥に遭遇して水分ストレスが生じると、果実に渋味の発生とか成熟遅延とか肥大が劣るなどの弊害を誘発します。
 天気予報を参考にしながら、晴天続きが予測される時には、早めにかん水を行いましょう(表)。

表 モモの時期別のかん水量の目安(果樹栽培指針2014)

かん水時期
生育ステージ
間断日数
かん水量
(mm/日)
12~3月
基肥~開花前
30
15
4~6月
結実~前期生育
15
30
7月~成熟10日前頃
梅雨明け~成熟10日前頃
7
20
成熟10日前頃~成熟
成熟直前から成熟(収穫)期
5
5
収穫後~9月下旬
収穫後から基肥施用前
10
20
10~11月
基肥施用後
15
20

5.病害虫防除と農薬の適正使用

 収穫期を迎えています。JA防除暦、農薬ラベルの確認などによる農薬適正使用を厳守してください。
 特に早生・中生・晩生の混植園は注意が必要です。
(山陽基幹支店 和田 泰)