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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2017.09.01更新

葉面散布/礼肥・基肥/かん水他


1.葉面散布

 8月下旬〜9月上旬に2回尿素200倍を散布しましょう。
 葉色を濃く、働きをよくすれば樹体のデンプン含有率は高まり、耐寒性が増して凍害(胴枯れ症)に強くなります。また、秋の発根も促進され、樹勢回復につながります。
 なお、落蕾症対策として尿素とマンガンを混用散布する場合には、尿素は500倍に薄めてください(先月号参照)。

2.礼肥・基肥

 礼肥の施用がまだの方は、早め(9月上旬まで)に施しましょう。基肥は、9月中旬~10月上旬に施します(表1・2)。
 なお、勢いが低下している園の樹勢強化は土づくりを基本として、品種に応じて施肥量を増やすなどの対応を行います。おかやま夢白桃、千種白鳳などは樹勢を若干強めに維持する観点が必要です。
ももの施肥例
表1(kg/10a)
表2  (kg/10a)
※土壌条件、本年の生育状況(枝の遅伸び程度)を見て施肥量を加減する。
※施用時期は遅れないようにし、施用後はかん水を行う。

3.かん水

 施肥後のかん水は肥料成分の分解吸収を早め、その結果、葉面散布同様の効果が高まるとともに、翌春の初期生育の促進につながります。
 土壌乾燥が続くようであれば、10日間隔で20㎜程度のかん水を行います。

4.秋期せん定

 8月下旬~9月中旬頃、樹形づくりとか強勢樹の樹勢安定を目的に行います。
  1. 強勢樹のみ行う
  2. 徒長枝は10㎝残してせん除
  3. 骨格枝を邪魔する側枝のせん除
  4. 太枝の切り口には保護剤を塗布

5.せん孔細菌病の防除

 本年の発生は、7月末現在、昨秋からの防除の徹底が功を奏し、また強風雨の影響も少なく、昨年同時期と比較して少ない状況にあります。
 反面、中程度の発生が認められる園もあります。気を緩めてはいけません。
 この病気の撲滅には、シャープに効果を示す農薬がないことから、総合的な防除対策を根気よく続けることが必要とされています。
 9~10月は、越冬病原菌を感染させないために、次の対応が重要です。
  1. 防風(風よけ)対策
  2. 雨前散布の徹底
  3. 付着ムラのない薬剤散布
  4. 薬液量を300~400ℓ/10a使用
 JA防除暦に沿って、以下の秋期防除を徹底しましょう。
〇8月下旬:バリダシン液剤
〇9月下旬:ICボルドー412
〇10月上~中旬:ICボルドー412
 ICボルドーには展着剤アビオンEを混用しましょう。
 ご不明な点は、最寄りのJAへご相談ください。
(山陽基幹支店 和田 泰)