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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2017.11.01更新

振り返って/生産性の向上/植え床準備他


1.振り返って

 今年のモモは、生理的落果は少なく押しなべて小玉傾向であり、糖度は高かったものの早生を中心に渋味を感じる年柄でありました。
 また、裂皮・裂果が千種白鳳、おかやま夢白桃に発生しました。
 病害では、せん孔細菌病の果実被害は少なかったようですが依然として葉には大なり小なり発生が確認され、灰星病、赤点病も一部に見られました。
 皆さんのそれぞれの反省課題に応じて、次の基本対策に取組みましょう。
  • 排水の悪い園の排水対策
  • 水源およびかん水設備の充実
  • 有効土層の拡大
  • 老齢樹は早めの改植
  • 防除対策の徹底 

2.生産性の向上

 幹の肌が凸凹してツヤを失い、黒ずんだり、ヤニを吹き出したりしている樹は、樹齢に関係なく収量や品質など生産性の低下につながります。
 早めに新・改植に取組むか、原因の究明とそれに応じた基本対策(前記)の取組みをおすすめします。

3.植え床準備

 「JA岡山東モモ部会」は計画的に県育成品種「PEH7号」の導入を推進しています。
 「PEH7号」の導入に限らず、新・改植を計画している方は、植え付け1か月前には植え床を準備しておきましょう(図)。

図 植付け準備

4.部分深耕・土壌改良

 部分深耕は10月から11月の初めころが適期です。以降の部分深耕は排水を中心に考えて、時期が遅くなればなるほど太根を切らないように心がけましょう。
 また、先に述べた植え床準備の際は土壌改良のチャンスでもあります。この期に抜本的な土壌改良(先月号の本欄参照)を実施しましょう。

5.平成30年版防除暦

 要点は、「せん孔細菌病」の撲滅には長期戦を強いられることから、病原菌の薬剤抵抗性出現を食い止めることを目的とした新たな薬剤の導入をはかっています。①発芽前防除には昨年と同じ剤を採用、②生育期防除には新たにマイコシールドの採用、③秋期防除には新たにアグレプトの採用です。
 翌年も引き続いて防風対策、春枝病斑枝のせん除など耕種的防除と併せて、総合防除対策の徹底に取組むことが重要です。
 詳しくは、地区説明会、栽培講習会等へご参加いただくか、最寄りのJA支店窓口へお問い合わせください。
(山陽基幹支店 和田 泰)