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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2018.03.01更新

摘蕾/苗木の植え付け/晩霜対策/病害虫防除


1.摘蕾

 2月中旬~3月上旬頃は、蕾が最も落ちやすくなり、作業を容易に行えます。効率的に摘蕾に取り組みましょう。(本誌2月号参照)

2.苗木の植え付け

 春の植え付けは今月上~中旬が適期です。
 長い根や痛んだ根は切り返し、根を植え床に四方に広げて覆土します。
 植え付けた苗木は支柱に結束し、風揺れや倒伏を防ぎます。(本誌12月号参照)
 最後に、苗木の切り口にはトップジンMペーストなど保護剤を塗布します。

3.晩霜対策

 敷きわらなどのマルチや雑草は夜間の地温の放熱を妨げ、霜害を助長します。下草は常に低く刈り込むとともにマルチは霜害危険期を過ぎてから敷くようにします。
 土壌乾燥も気温の低下を助長するので、暖かい日の午前中にかん水して水分保持に努めます。
 また、冷気の溜まりやすい霜害危険度の高い園地は、摘蕾は控えめに行います。

4.病害虫防除

 JA岡山東「平成30年版ももの作業防除暦」に基づいて、順を追って開花前防除のポイントをご紹介します。

  • (1)ラビキラー乳剤の200倍
     今月初旬頃に、コスカシバの被害樹を対象に散布します。
     なお、ラビキラー乳剤と石灰硫黄合剤(強アルカリ性剤)の散布間隔は7日以上あけます。
  • (2)石灰硫黄合剤の20倍
     今月中旬頃に、ハダニ類、サビダニを対象に散布します。本剤は、縮葉病にも有効です。
     しかし、せん孔細菌病には効果がありません。せん孔細菌病多発園は、本剤に替えて次のICボルドーを散布します。
  • (3)ⅠCボルドー412の30倍
     せん孔細菌病の多発園は、石灰硫黄合剤に替えて本剤を今月中旬頃に散布します。縮葉病にも有効です。また、展着剤アビオンEを500~1,000倍で加えると防除効果が向上します。
     なお、先述の合剤と本項のボルドーは選択制であり、重ねて散布する必要はありません。
  • (4)カスミンボルドーの500倍
     今月下旬頃に、せん孔細菌病、縮葉病を対象として散布します。
     なお本剤は、開花直前の散布がより有効です。
  • (5)その他
     防除薬剤は、風が無く穏やかな日を選んで散布します。
     また、常に枯れ枝や病斑枝のせん除と園外処分に心掛け、せん孔細菌など越冬病原菌の密度低下に努めます。
(山陽基幹支店 和田 泰)