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営農情報

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2018.04.01更新

人工受粉/病害虫防除


1.人工受粉

 モモの花(図1)には花粉の有る品種と無い品種があり(表)、無い品種には人工受粉が必要です。
 次の手順で受粉に取り組みましょう。
(1)花蕾の採取(図2)
 モモ10a当たりの受粉に必要な花粉を確保するには花蕾2kg位を目安に、適期採取に努めます。
 摘んだ花蕾は、枝に傘を逆さに吊るすとか下に防風ネットなどの切れ端を敷いた中に落とすなどして集めると効率的です。
(2)採葯・開葯(図2)
 採取した花蕾は花弁と花糸と葯を分離し、採葯します。
 集めた葯は、ハトロン紙など滑らかな紙を敷いた平らな箱に薄く広げ、直射日光が当たらない乾燥した暖かい場所で自然開葯します。開葯専用器を使う場合には、温度は20~25度に保ちます。
 開葯したままの状態を粗花粉、粗花粉をフルイやアセトンなどで花粉だけにした状態を精製花粉といいます。なお、粗花粉から採れる精製花粉は1/10程度とされています。
(3)花粉の貯蔵
 花粉はパラフィン紙や薬包紙に包み、採取日を明記して、密閉できる茶筒かジップロック袋などに入れて冷蔵庫で保管します。
 一週間位は発芽率が低下せずに使えます。それ以上経過した花粉は、増量剤としての活用をおすすめします。
(4)受粉
 花粉量は、受粉器では精製花粉30 /10a程度、棒受粉では粗花粉100cc/10a程度が必要です。
 受粉器受粉には、精製花粉を増量剤で約10倍に希釈して使います。ボンテン、羽毛など棒受粉には、粗花粉を増量剤で2倍(容積比1対1)に希釈して使います。増量剤には染色石松子などを用い、希釈した花粉はその日の内に使い切ります。
 また、花粉の有る品種の咲いた花(開葯)を摘み取り、直接花粉の無い品種の花に合わせる指頭受粉も可能です。1花で20~30花の受粉が可能です。
 受粉後、3時間以内に雨が降れば再度の受粉が必要です。

2.病害虫防除

(1)病害
 せん孔細菌病多発園は、次の薬剤散布を徹底しましょう。
○4月中旬にバリダシン液剤をトレノックスF剤加用アディオン乳剤に混用散布。
○4月下旬のアグレプト液剤散布。ただし、本剤は収穫60日前までの使用なので、早生には散布できないので注意が必要です。
(2)虫害
 コンフューザーMMは4月下旬頃、120本/10aを目安に設置しましょう。 
※一般防除はJA防除暦を参照ください。