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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2018.05.01更新

摘果について/袋掛け/病害虫防除


1.摘果について

 モモは果実肥大と新梢伸長が同時であり、お互いの器官で貯蔵養分の争奪戦が起こります。作業が遅れないように適期管理(表)に努め、大玉・安定生産を目指しましょう。
(1)予備摘果
 満開後20~30日を目安に結実を確認しながら始めますが、結実が確認できる時期は気温の寒暖により早くなったり遅れたりします。とくにおかやま夢白桃の結実確認は、他品種より5日程度遅れるので注意が必要です。
 摘果程度は、最終着果数の2倍を残すくらいを目標にします。白麗については予備摘果の程度はやや弱く、最終着果数の2.2~2.5倍を残します。
 摘果で落とす果実は、シワのある果実、黄色味を帯びた果実、病害虫被害果、風などによるスレ果・キズ果、変形果、双胚果(図)、サル面果などです。縦長で、キズや病害虫などの被害のない綺麗な果実を残します。
(2)仕上げ摘果
 おおむね満開後45日頃までに仕上げ摘果を終えます。清水白桃など生理的落果しやすい品種は、適正着果数の1.5倍を残して後の修正摘果に備え、核割れ危険期である「満開後50~60日の間」の急激な摘果はさけます。
 白麗の仕上げ摘果は満開後70日頃まで待って行います。
 落とす果実は、大きくて丸みを帯びた果実、緑色の薄い果実、縫合線や果頂部にシワやヤニのでている果実などです。

(3)修正摘果
 満開後75~80日頃に行います。
仕上げ摘果で多めに果実を残した清水白桃などの品種は、生理的落果の状況を判断して、適正着果数に修正します。

2.袋掛け

 収穫の早い品種から順次行います。
 おかやま夢白桃は日焼け果を防止するため仕上げ摘果終了後、早めに行います。清水白桃は満開後60日頃の核割れ危険期を過ぎてから、白麗は生理的落果が終息した満開後70日頃の仕上げ摘果を終えてから行います。

3.病害虫防除

 せん孔細菌病の感染には風雨が大きく影響し、加えて病原菌(細菌)の増殖スピードは非常に速く、環境が整えば爆発的に増殖する特徴があります。雨前防除が必要な理由です。
 防除のポイントは次のとおりです。
 ①春型病斑枝の切り取り処分
 ②薬液量を多く、丁寧な防除
 ③降雨(風雨)前の防除
 ④発生園では早めの袋掛け
 ウメシロカイガラムシは5月上旬、クワシロカイガラムシは5月中下旬が防除時期です。
 使用薬剤などJA防除暦を参照して、病害虫の効果的な防除に努めてください。