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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2018.06.01更新

硬核と胚の発育/袋掛け/枝管理/落蕾症予防/病害虫防除


1.硬核と胚の発育

 本年の清水白桃の満開は4月2日頃でしたから、満開50日後の硬核期突入は5月22日頃、60日後の硬核完了は6月1日頃と見込まれます。この10日間が「核割れ危険期」と言われ、急激な摘果は控えたい期間です。
 一方、胚の発育は硬核とともに始まり、その速度は日照、気温、核割れの有無などの影響を受けて進みます。そして、胚長が5mm以上に達すると生理的落果はほぼ終息します。 

2.袋掛け

 清水白桃は二通りのパターンを勧めています。一つは、満開後60日を経過した6月1日以降に適正着果量の1.2~1.5倍の袋を掛け、満開75日後の6月16日頃に落果程度を判断して適正量に修正摘果を行う方法です。二つ目は、満開75日頃に最終果実数に摘果を行った後に袋掛けを行う方法です。(表)
 おかやま夢白桃は5月下旬頃に袋掛けを行います。
 白麗は、満開70日後の6月11日頃に仕上げ摘果をして、すぐに袋掛けを行います。

3.枝管理

(1)新梢管理
 6月下旬(満開80日後)頃、新梢の伸長停止率が8割を下回るような強勢で過繁茂になりそうな樹は(図1)、徒長枝をせん除し、着果部位の日当たり改善に努めます。
 注意点は次のとおりです。
 ①6月硬核完了後随時行う
 ②最小限のせん除にとどめる
 ③基部から10cm程度残してせん除する
(2)枝つり・支柱立て
 着果部位の日当たり改善による果実糖度の低下抑制(図2)、果実重による枝折れ・枝裂けや樹形の乱れ防止などを目的に、樹の中心部へ立てた支柱への枝つり(図3)、枝を下から支える支柱立てなどの点検・整備を行います。

4.落蕾症予防

 落蕾症が発生しやすい品種や樹は、6月上中旬と収穫後の8月下旬~9月中旬に液体マンガン200倍の葉面散布を行い、来年の防止に備えます。

5.病害虫防除

(1)せん孔細菌病
 発生園は、今後強い風雨の日があると急速に蔓延する可能性があります。JA防除暦を参照して防除に努めるとともに、春型病斑枝の切り取り処分を徹底しましょう。

(2)ナシマル(クロ)カイガラムシ
 一時の小康状態から一転、急速に発生が目立ち始めています。5月末~6月の極初め頃には幼虫発生のピークを迎えるので、発生園ではJA防除暦応急防除剤のオリオン水和剤40を遅れないように散布して、防除に努めましょう。
※その他、30年版JA防除暦を参照し適期防除に努めてください。