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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2018.07.01更新

日当たり改善/適期収穫/梅雨明け後のかん水/農薬の適正使用


1.日当たり改善

 樹園地に日陰が多く暗い圃場は、果実糖度が低い傾向にあります(図1)。
(1)徒長枝のせん除
 樹勢が強く徒長枝の発生によって樹冠下が暗い場合には、徒長枝を基部10cm程度残してせん除(整理)します。
 せん除の程度は、発生している徒長枝本数の1/3~1/2以内を目安に行います。
(2)支柱などの点検
 枝が下垂すると日当たりが悪くなり果実品質が低下します(図1)。
 また、主枝や亜主枝の先端が下がると枝折れ、枝裂け、湾曲部分からの徒長枝の発生など、樹形を乱す原因になります。
 枝吊り・支柱立てとともに、その点検を行います。

2.適期収穫

 モモの収穫は、果皮の地色の緑色→薄緑色→淡黄色への退色具合や果実の硬さなどによって判断します。
 通常、主枝や亜主枝の先端部から熟れてくるのですが、年の天候によって一斉に熟れが進む場合があるので注意が必要です。
 選果場の収穫基準を守って、未熟果・過熟果の収穫にならぬよう適期収穫に努めてください。そして、収穫作業は果実温の低い時間帯に行いましょう(図2)。

3.梅雨明け後のかん水

 高温乾燥による水分ストレスを受けると、果実の渋味、成熟の遅延、果実の肥大不良などが誘発されます。(表1)
 天気予報を参考に、晴天続きが予測される時には、早めにかん水を行いましょう(表2)。

4.農薬の適正使用

 収穫期を迎え薬剤散布に際しては、JA防除暦、農薬ラベルを確認し、農薬適正使用を厳守してください。
 早生・中生・晩生の混植園はとくに注意を要します。
【機能性果実袋の品質評価】
 清水白桃を対象に、掛け袋に酸化チタンを塗布した機能性果実袋が試験配布されています。
 この果実袋は、夏季の高温時に、果実温度の上昇を抑制する機能があり、異常高温が原因の「赤肉症」・「水浸状果肉褐変症」・「成熟遅延」の発生を軽減する効果が認められています。
 一方、果実の見た目は「機能性果実袋と慣行袋との間に差は見られない。」とされています。今一度、皆様の厳しい目で、色沢、熟れ色などの再評価をお願いします。
 評価にあたっては、袋からだした果実を、それぞれの袋から離し、背景色を同一にして比較ください。