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営農情報

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ピオーネ・オーロラブラック

2017.01.01更新

加温栽培/簡易被覆栽培


1.加温栽培

(1)温度管理と予備保温

 落葉が早かった園地では、初期生育が弱く、葉色が薄い可能性があります。温度を過度に高くして、被覆から発芽までの期間を早めないようにしましょう(表1)。
 被覆を早めに行い予備保温の期間を長くすると、加温開始後の発芽が早まり、発芽までの燃料が節約できます。この場合、発芽が早くなるので、雪害・霜害対策として、いつでも加温できるように準備しておきましょう。

(2)追肥・葉面散布

 落葉が早かったり、葉色が薄く樹勢が弱かったりした園地では、初期生育が弱い可能性があります。追肥・葉面散布剤等を実施し、初期生育を少しでも強めましょう。
 このような園地では、芽だし肥として硫安5~10kg/10aを発芽前後に施用しましょう。
 また、新梢の伸長が悪い場合や葉色が悪い場合は、展葉5~開花前にノルチッソ5~10kg/10aを施用しましょう。

(3)発芽促進

 加温栽培では、根の発育が遅れやすく、初期生育が弱く、樹勢低下が発生しやすいので、チャンス液10~20kg/10aを200~400倍でかん水あるいはかん注しましょう。

(4)かん水

 加温開始後のハウス内はある程度の温度が必要なため、加温開始前にたっぷりかん水します。その後は、乾燥しないように土壌状態を見ながら、地温の低下を最小限に抑えるため、かん水は午前中に行いましょう。

表1 ピオーネ普通加温(1月中旬~2月中旬加温)の温度管理の目安(県栽培指針から抜粋)

2.簡易被覆栽培

 2月中旬までにせん定を終わらせますが、遅伸びした樹や若木のせん定は厳寒期を過ぎてから行います。最低でも結果枝が20cm間隔以内に配置されるように、せん定方法を考えましょう(表2)。1芽せん定を基本として、方向の良い充実した芽を残しましょう(図1)。ただし、芽座がなくなっている箇所は隣接の枝を2芽せん定、または、返し枝等で芽数の確保に努めましょう(図2)。

表2 結果枝数の目安

図1 結果母枝のせん定

図2 結果母枝が欠損した時の対応

(瀬戸支店 阿部 昭正)