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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


ピオーネ・オーロラブラック

2018.03.01更新

無加温栽培/簡易被覆栽培


1.無加温栽培

  • (1)温湿度管理
     今月は寒暖の差が大きく、ハウスの温度管理に苦労する時期です。発芽以降は、昼温が高温になると新梢が不揃いになりやすいため、昼温が30℃を越えないよう早めに換気を行いましょう。
     温湿度管理は表1のとおりです。発芽初期の乾燥は発芽が不揃いになるため、こまめな散水等で調節します。また、二重被覆の発芽以降は、できるだけ内張を開閉してハウス内に光が入るようにして新梢生育を健全に促しましょう。
  • (2)霜対策
     発芽後の霜対策については気象情報に注意し、石油ストーブの設置等の対策を講じましょう(表2)。

2.簡易被覆栽培

  • (1)せん定の再点検
     結果母枝のせん定程度や主枝延長枝の切り返しの長さを再点検するとともに、主枝延長枝では芽傷の処理忘れを確認しておきましょう。
  • (2)土壌の表層管理
     春草は旺盛に生長し、地面を覆って日光を遮るため、地温の上昇を抑えます。また、ブドウと養水分吸収が競合し、ブドウの初期生育が悪くなります。春草が目につき始めたら、早めに削り取るか、除草剤を散布して抑えましょう。
     春草を抑えるため、土壌表面にわらを敷くと地温の上昇を妨げるとともに、地面からの放熱を遮って霜害を受けやすくなります。このため、敷わらは晩霜の恐れがなくなる時期まで控えましょう。
  • (3)粗皮はぎ・巻づるの除去
     昨年はコナカイガラムシ類、ハマキムシ類の被害が一部で問題となりました。コナカイガラムシ類、チャノコカクモンハマキ、ハダニ類などは粗皮の下で越冬しています。このため、発芽前までに、越冬病害虫の密度を減らしておくことが大切です。粗皮を取り除いた後で石灰硫黄合剤を散布すれば防除効果も高くなります。晩腐病対策には、巻づるや古い結果母枝をせん除して菌の密度をできるだけ減らしておきましょう。
  • (4)主枝の結束
     主枝に結束紐が食い込んでいませんか?今年の太りしろがあるかどうか、この時期に一度点検しておきましょう。結束し直す場合は、主枝の曲がりが生じないように棚付けします。
  • (5)トンネル被覆
     3月下旬~4月中旬の風のない日に行います。被覆が早いと雪害や生育の進みすぎによる晩霜害の危険性が高まります。また、トンネルとトンネルの間は雨が落ちますが、トンネルの下は思った以上に乾燥してしまいます。
  • (6)雪害対策
     3月の雪は湿っていて重く、防鳥ネットに降り積もると、棚の倒壊につながります。防鳥ネットを外していない場合は、早めに外しておきましょう。
(備前基幹支店 石野 将之)