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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


ピオーネ・オーロラブラック

2018.04.01更新

無加温栽培/簡易被覆栽培


1.無加温栽培

(1)温湿度管理
 4月は1日の温度差が大きくなり、天候も周期的に変動するため、ハウスの温度管理が難しい時期になります。表1を参考に、できるだけこまめな管理をしてください。
 晴天時の日中は高温に注意しますが、外気温はまだ低い日もあるので、25~28度を保てるようにハウスの開閉度合いを調節します。また、晴天日には芽なえが発生することがあるため、温湿度の急激な変化(高温になりすぎてからの換気による急激な温度低下等)に注意し、土壌水分を保持するとともに早めの換気によってハウス内の温度変化を小さくすることが大切です。
 曇天日はハウス内が過湿になるため、わずかに換気してハウス内の水滴を早く飛ばしてやる事が必要です。
 夜間はどうしても温度不足になるため、高温になり過ぎない範囲で夕方は早めにハウスを閉め、できるだけ温度確保に努めましょう。
(2)土壌管理
 ブドウの要水量は開花まではあまり多くないものの、土壌が乾燥し過ぎると新梢や花穂の生育に好ましくありません。土壌の乾燥状態や天気予報をよく確認し、晴天日の午前中にかん水するようにしてください。
(3)新梢・花穂管理
 無加温栽培では夜温が不足して、栄養成長に傾きがちになります。誘引や摘心をきちんと行って、新梢生育を抑えていくことが大切です。誘引は伸長した新梢から順次行い生育を揃えます。摘心は新梢が不揃いな樹では揃いを良くするために開花7日前頃に強い新梢の未展葉部分を摘み取ります。結実を良くするためには開花始め~満開の時期に房先7葉程度で摘心します。副梢は房周辺で2~3葉で、その先は1葉で摘心します。
 花穂は良否が分かりしだい1新梢1花穂とし、弱い新梢は早めに空枝にします。花穂がばらけてきたら岐肩と上から数車をはずしておきます。
(4)葉面散布
 新梢勢力が弱く葉色が薄い場合は、展葉2~3枚頃から葉面散布を行い初期生育の促進を図ります。養分転換期(展葉7枚程度)まではアミノ酸を含む葉面散布剤、それ以降は窒素主体の葉面散布剤を3~4日間隔で3~4回散布しましょう。薬害防止のため日中の高温時や乾きが遅い夕方の散布は控えてください。また、展葉初期の濃度はやや薄めで始めるのが無難で、農薬の混用や濃度によっては薬害のおそれもあるので使用上の注意事項を遵守してください。

2.簡易被覆栽培

(1)新梢・花穂管理
 貯蔵養分を有効利用して新梢の生育を促すとともに、生育をそろえるために2~3回に分けて芽かきを行います(表2)
(2)土壌管理
 発芽前には土壌を乾燥させないようにかん水してください。敷ワラ(草)は霜害を助長するため、晩霜の危険がなくなってから実施しましょう。