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営農情報

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ピオーネ・オーロラブラック

2018.05.01更新

無加温栽培/簡易被覆栽培/かん水


1.無加温栽培

①温度管理
 日中は30度をなるべく超えないよう管理します。また、内張りが固定の場合は、日照量の確保と高温回避のために5月上旬までに除去してください。開閉が可能な場合は5月下旬まで、開け閉めをして夜の温度確保に努めましょう。
 無加温では開花~肥大期を迎えます。日出後の結露で灰色かび病が発生しやすいので、朝早く1度換気して湿度を下げるようにします。
②果房管理および着房制限
○摘 房
 二重被覆の無加温ハウスは着色が安定しているので、主枝1mに6~7房、一重被覆では簡易被覆並の5~6房程度に、果房整形時に摘房します(新梢が20cm間隔程度あり棚面が葉で埋まっていると仮定)。
○果房整形・摘粒
 開花10日後頃までに軸長を5~5.5cmに調整し、果粒が密着しすぎないように、早めに摘粒を行います(図1)。

2.簡易被覆栽培

①新梢管理
○誘 引
 新梢の欠損を防ぐため、あまり早くから始めずに摘穂を終えた後、新梢の先端がトンネルに当たるようになってから始めます。残す新梢の本数は20cm間隔を目安とし、曇天日や朝方の作業は控えて晴天日の日中に行いましょう。
○摘 心
 新梢は房先7枚程度で摘心し、房までの副梢は2~3枚が基本ですが、棚面が葉で埋まるよう、トンネルメッシュに絡まない程度の副梢枚数を確保します。房より先の副梢は1~2枚で摘心しますが、先端部の1本は伸ばすようにしてください。
②花穂管理
○摘穂と花穂整形(図2)
 花穂はなるべく早く1新梢1花穂にします。弱い新梢は空枝にしましょう。
 花穂整形は花穂がばらけてきたら、岐肩や大きな車は早めに除去し、開花前~開花始めにピオーネでは先端部を3~3.5cm、オーロラブラックでは4cm程度を残すように切り込みます。

○オーロラブラックのストレプトマイシン処理
 オーロラブラックはピオーネに比べて種ぬけが悪いため、必ず満開14日前~開花始めにストレプトマイシン200ppm(アグレプト液剤を1000倍に希釈)を花房浸漬または散布します。
○ホルモン処理(表)
・一発処理法
 満開~3日後にジベレリン25ppmにフルメットを10ppmを混用して処理します。結実や果実着色が優れるのでおすすめします。
・2回処理法
 1回目はジベレリン25ppmにフルメット3~5ppm、2回目はジベレリンに替えてフルメット5ppmでの処理をおすすめします。

3.かん水

 開花期に土壌が乾燥すると、蕾振るいや結実不良につながりやすいので、乾燥が続く場合は十分にかん水をしましょう。