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営農情報

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水稲

2016.09.01更新

水管理/病害虫防除/実肥/雑草防除


1.水管理

 幼穂形成期以後は、新しい根は出ないので、根をいつまでも元気に保つ必要があります。出穂期は浅水管理、その後は間断かんがいとし、落水は出穂後30日を基準として、乾きにくい圃場では早めます。水利が自由になれば、出穂期以降に高温が続く場合は、かけ流しや夜間かん水を行い根の活力を保つようにしてください。刈り取り前日まで圃場に水分が必要ですので、降雨が少なく乾く場合には何回でも走り水をしましょう。早くから水を落とすと、青未熟米や胴割米になる可能性が高くなりますので、十分な水管理を行いましょう。

2.病害虫防除

 8月3日付で発表された岡山県病害虫発生予察情報によりますと、葉いもち病・穂いもち病は「並」、紋枯病は「やや多」、セジロウンカ(写真1─左)・カメムシ類(写真2・3)は「やや少」となっております。セジロウンカについては、稲の株元を見て1株に10匹以上いたら防除が必要になります。薬剤は出穂前の総合防除剤を散布しましょう(米栽培ごよみ参照)。また、トビイロウンカ(写真1─右)にも注意が必要です。カメムシ類については、極早生品種と早生品種で出穂期から穂揃期等が発生時期と重なりますので、斑点米被害が出やすくなります。なお、圃場の周りの除草も必要ですが、出穂前2週間~出穂後3週間の間に除草すると逆にカメムシ類を圃場に追込むことになりますので、この間の除草は避けましょう。出穂前の総合防除ができなかった場合は出穂後の防除を行ってください(表)。葉いもち病が発生した圃場は、穂いもち病も発生しやすいので、出穂後の防除を徹底しましょう。また、コブノメイガ(写真4)にも注意が必要です。

写真1 セジロウンカ(夏ウンカ)-左、トビイロウンカ(秋ウンカ)-右

写真2 クモヘリカメムシ成虫

写真3 ホソハリカメムシ成虫

写真4 コブノメイガ成虫

図 稲の生育ステージ

表 出穂後防除剤

3.実肥

 出穂後の葉色が薄く高温が続く場合には、品質低下の恐れがあるので、穂揃期頃までに実肥を施用しましょう。速効性肥料を施用し、施肥量は窒素成分で1~2kg/10aを目安にしましょう。なお、多すぎると食味が下がる場合がありますので注意しましょう。

4.雑草防除

 クサネムの種子は大きく、選別しても十分調整できませんので品質低下の一因となります。圃場に繁茂していたら、刈り取り時期までに取り除いておきましょう。
(吉永支店 金重 博)