メニュー
JA岡山東 メニュー
 

人と大地と地域を結ぶ、JAコミュニケーション。




営農情報

営農情報

JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


水稲

2017.01.01更新

H28気象概況(アメダス:和気)/生育の概況/29年産栽培に向けての病害虫対策


1.H28気象概況(アメダス:和気)

2.生育の概況

(1)育苗期

  • おおむね生育は良好であったが、一部の圃場で立枯病(ピシウム菌)が発生した。

(2)田植期~分けつ期

  • 移植前後の6月中下旬は降水量が多く、深水が続いたため活着が悪かった。また除草剤散布後に大雨となり田水面があふれ、除草効果が低下した圃場も見られた。
  • 田植後は、やや高温で経過したため、活着は良好であったが、日照がやや少なかったため、初期生育はやや悪く徒長気味であった。

(3)幼穂形成期~出穂期

  • 7月以降は高温・多日照で推移したため、生育は順調に回復した。葉いもち病はほとんど発生しなかった。
  • 8月下旬まで天候が良かったため、稲こうじ病の発生はほとんど無かったが、8月末から一転して曇雨天が続いたため、紋枯病、穂いもち病、もみ枯細菌病等の発生が増加した。
  • 出穂期は、早生品種でやや早まり、中生・晩生品種で平年並み~やや早い程度となった。

(4)登熟期以降

  • 8月上中旬の幼穂形成期は天候に恵まれたため、1穂当たりもみ数はやや多くなったが、出穂期から登熟期の天候不良により登熟が速く進み刈り遅れとなった圃場が多かった。
  • 収穫期は天候が安定し、台風も来なかったため倒伏はほとんどなかった。

3.29年産栽培に向けての病害虫対策

○ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)

(1)発生形態

 田植後3週間までの稲を食害し稲がなくなる被害を受けます。貝が稲を食いちぎったり、水面に浮かぶ葉を引き込むように食害します。とくに田植後の水深が4cmを超えると被害が増加します。ジャンボタニシは主に用水路や圃場で越冬し、圃場では浅く土中に潜り込んで越冬しますが、マイナス3℃の条件下では2~3日でほとんどの貝が死滅します。

(2)厳寒期の防除対策

 ジャンボタニシは寒さに弱いので、厳寒期に圃場を浅く耕耘することで、寒さにさらし貝を破砕し、越冬する貝を減らすことができます。速度はゆるめ、ロータリーの回転は早めにして丁寧に耕すことで高い効果が得られますので、ぜひ行いましょう。
○紋枯病

(3)予防

 出穂期以降高温多湿が続いたため、とくに紋枯病の発生が多く、病斑が止葉まで上がり坪状に倒伏した圃場もありました。紋枯病の病原菌は圃場で越冬し、次年度の発生源になるため来年は紋枯病を予防できる苗箱剤を施用しましょう。
※お詫びと訂正:12月号水稲の表2の記載に間違いがありましたのでお詫びいたします。アグリ革命について、施用量を20kgと記載しておりましたが、正しくは10a当たり2kgの施用です。
(吉永支店 金重 博)