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営農情報

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水稲

2017.04.01更新

排水/あぜの点検/苗代の準備/苗代の準備他


1.排 水

 田んぼの隅の方に、いつまでも水が溜まっているのを見かけます。土づくりを兼ねて排水を図っておきましょう。

2.あぜの点検

 ねずみやモグラなどが穴をあけると水が保たなくなります。そうなると、除草剤が効かなくなったり、肥料の効きめにムラができたりすることがあるので、よく点検し補修しておきましょう。

3.苗代の準備

 苗代地の準備をしましょう。苗を置く場所を除草して、雨が降ってもすぐに耕耘できるように排水を整備しておきましょう。

4.種子の準備

 まもなく育苗が始まります。種子の準備等考えておきましょう。種籾の量は、10a当たりに使う箱数、1箱にまく籾の量等で変わります。表の試算を参考にして準備しましょう。また、種子消毒は必ず行います。

5.昨年気になった病害

○赤枯れ症(生理障害)

 赤枯れ症は、植えつけてから現れて生育不良になる生理障害です。
(1)発生形態
 赤枯れ症は、気温上昇に伴い土中の未熟有機物が分解するために、基肥が消費されて一時的な養分不足となり、葉色が薄くなった場合や、有機物の分解時に発生するガスによって根に障害を受けた場合、または曇雨天が続き日照不足の場合などに発生します。
 発生時期は2回あります。一次発生は田植後1~2週間から1か月の間に発生します。初期症状は草丈が低く、分げつの発生が遅く、葉身部に赤褐色の小斑点ができます。葉身の先端から発生し、しだいに全面に広がって、これらが数珠状に連なって筋状になります。加害が進むと株全体が赤褐色になって枯れ、遠くから見ると赤みがかって見えます。
 二次発生は穂ばらみ期に急激に発生します。穂ばらみ期に発生すると穂の充実が悪くなり、加害が進むと生長が止まって出穂しないことがあります。
 なお、一次発生・二次発生ともにいもち病と混同されることがあります。
(2)防除対策
 ガス抜き・溝切り・中干し・排水等の水管理が防除の要です。
 発生したら走水程度で管理しましょう。あるいは、落水してから軽く田面を干し、ガス抜きをして土中に酸素を供給し根の活力を高めることでも防除できます。
 また、窒素肥料と緑肥(易分解性有機物)は使わず、加里肥料を施用しましょう。
 これらの対策を行わない肥培管理では赤枯れ症の回避効果は極めて低くなりますので、適正な管理を心がけましょう。

写真1 赤枯れ症の株

写真2 赤枯れ症の葉

(吉永支店 金重 博)