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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


水稲

2017.10.01更新

水管理/病害虫防除/収穫他


1.水管理

 落水時期は、出穂後30日を基準としますが、コンバインでの収穫作業に支障がない程度まで水を保って下さい。早くから落水すると未熟粒や胴割米が多くなります。
 落水後、高温乾燥が続き降雨が少なく土壌が乾きすぎる場合は走水等を行い、土壌の過乾燥を防ぎます。

2.病害虫防除

 8月30日付で発表された岡山県病害虫発生予察情報によると、晩生種では、穂いもちの発生時期「やや早」で発生量「やや少」、紋枯病の発生量「やや多」、もみ枯細菌病の発生量「やや多」、トビイロウンカの発生時期「やや遅」で発生量「少」と発表されています。
 出穂前後の防除を実施していない圃場は特に注意し早期発見と早期防除に努めましょう。なお収穫時期が近づいていますので、防除の際は農薬使用時期・使用量・使用回数を十分注意し散布してください。

3.収穫

 適期収穫は、米の品質向上に欠かせません。先月号にも掲載しましたが、収穫適期の目安(表)を参考に刈り取りを行いましょう。
 また、登熟期が高温で経過すると成熟期が前進する場合があるので、刈り遅れにならないよう注意してください。

表 収穫適期の目安

作型
出穂後
日数
出穂後
積算気温
品種名
青味籾率
(%)
籾水分
(%)
中生品種
38~45日
950~
1,100℃
きぬむすめ
ヒノヒカリ
20~5
25~26
42~53日
1,000~
1,200℃
にこまる
20~5
25~26
晩生品種
40~50日
900~
1,100℃
朝日
15~3
25~26
アケボノ

4.作業上の注意

 コンバインは、収穫後清掃保管していても清掃が行き届かない箇所ができることがあります。そのようなところにネズミの発生が見られたり、虫が発生していることがあります。また、春に麦を収穫した場合は麦粒が残ることもあり、稼働前に再度清掃が必要です。また、多くの品種を収穫する場合は、品種を変更するごとに十分な清掃をしましょう。
 コンバインでの収穫は、乾燥機の容量に応じた面積(量)とします。収穫後、生籾を袋のまま堆積放置しておくと発酵米の発生につながり品質が低下します。収穫後は速やかに乾燥機に投入するかライスセンターに持ち込みましょう。

5.乾燥

 最終の水分は14・5~15・0%を目標としてください。
 青味を帯びた籾が100粒中に1~5粒なら乾燥が進み、6~10粒なら変わらず、11粒以上ならかえって水分が高くなると言われています。
 また、乾燥機を止めてから、余熱によって水分が変動することがあるので、注意してください。
 水分過多や過乾燥にならないよう水分計で確認してから調製作業を行ってください。
(山陽基幹支店 大崎 裕規)