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営農情報

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水稲

2017.12.01更新

水稲の作柄/土づくり/深耕/乾田化/土づくり資材の施用


1.水稲の作柄(10月15日現在)

 平成29年産水稲の作況(10月15日現在)は、県全体での10a当たり予想収量は544kg(作況指数103)、中北部の予想数量は530kg(作況指数103)、南部の予想数量は552kg(作況指数103)のやや良でした。
 9月15日時点より作況指数は、県全体で1ポイント上昇しました。最終発表は12月です。

2.土づくり

 「イネは土でつくれ、麦は肥料で穫れ」といわれるように、土づくりは稲作にとって大きな要素の一つです。
  • (1)現在の地力を維持するため、稲わらは全量すき込みます。腐熟推進のためには、腐熟促進剤や石灰窒素があります。
  • (2)堆肥の種類によって効果や肥効に差異がありますが、一般的には1~2t/10aの施用が目安です。堆肥の多量施用や未熟堆肥の施用は水稲の生育障害の原因につながることもあるので注意が必要です。

3.深耕

  • (1)深耕の目標は15cm以上とされていますが、一度に強度の深耕を実行すると上層の地力の高い土を下層へ送り込むことにもなるので、年2~3cm位ずつ進めて行きます。
  • (2)作土が浅くなりがちなロータリー耕は、耕盤層が厚く硬くなっている傾向があります。プラウやパワーディスクによる反転耕が有効です。ロータリーによる場合、トラクターの速度を落として深耕しましょう。
  • (3)深耕すると透水性が良くなるだけでなく、耕盤層に集積している鉄やケイ酸などの養分が再び作土に戻り、土が若返ります。

4.乾田化

 本年は、収穫時期に台風や秋雨前線により降雨量が多く、大幅に収穫が遅れました。冬季に補助暗きょ・明きょを設置し排水対策をしましょう。

5.土づくり資材の施用

  • (1)優良米の安定生産には、土づくり資材が有効です。(表)
  • (2)水が持たないため、除草剤の効果が十分でないほ場が見られます。漏水個所が不明な場合ベントナイトの施用で水持ちが良くなることがあります。

(表)土づくり資材施用基準(kg/10a)

(山陽基幹支店 大崎 裕規)