メニュー
JA岡山東 メニュー
 

人と大地と地域を結ぶ、JAコミュニケーション。




営農情報

営農情報

JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


水稲

2018.02.01更新

平成29年産米の検査結果/30年度に向けて


1.平成29年産米の検査結果

 岡山東農協管内の平成29年産米の検査等級比率は表1のとおりでした。また、格付け理由は表2のとおりでした。格付け理由で全体的に多いのは、整粒の張りが悪い(玄米に厚みがない)充実度でした。この原因としては気象的な要因によるものが大きく、中生・晩生品種では登熟期全体での日照不足傾向と、収穫直前の多雨の影響で適期刈り取りが行われなかったことにより未熟粒や被害粒が多くなりました。また、昨年7月に斑点米カメムシ類の発生注意報が発表されたこともあり、早生品種ではカメムシ類の被害で斑点米による等級格下げの原因となりました。

2.30年度に向けて

 玄米の充実度や未熟粒(乳白・心白・腹白)の発生は、出穂期から登熟期の天候による要因が高いと言われていますが、気象条件に左右されない米づくりを行うためには、幼穂形成期以降に根を健全に保つことが重要です。根が健全であれば登熟後半まで止葉以下3枚が生かされて光合成が活発に行われ、栄養分の転流が促進されることにより籾に充分な栄養が届いて登熟歩合が良くなり、収量・品質・食味が向上します。土づくりは当然ですが中干し、土用干しから幼穂形成期までの肥培管理と出穂以降の水管理(根に酸素供給できる間断かん水)が必要です。また、出穂前後の防除を徹底することで被害粒の発生を抑え、適期刈り取りを行うことが重要です。
(山陽基幹支店 大崎 裕規)