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営農情報

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水稲

2018.07.01更新

水管理/施肥/除草/病害虫防除


 梅雨期は気象変動の大きい期間ですが、稲は本格的な成長期に入ります。有効茎数の確保と水管理、病害虫等に注意していきましょう。

1.水管理

 水管理が自由にできるところでは活着後、間断かんがいを基本としてください。堆肥等有機物を多く施用した圃場は、ガスが発生し根腐れが心配されるので、落水して小さな干割れができる位に干して再度湛水してください。
 次に土用干しをします。必要茎数が20本以上確保できたら始めます。中干しは過剰分げつの抑制や根腐れ防止、地面を固めるために大切です。中干しの程度は、土質によって異なりますが、田んぼの表面に小さなヒビができ、足跡が軽くつく位が良いでしょう。大きな干割れを作ると根の切れる量が多くなります。中干しの期間は7~10日位とします。根の数は出穂20日前頃に最大になり出穂後は新しい根はほとんど出なくなるので、登熟を良くするためには、それまでに出た根を収穫期まで健全に保つことが重要となります。

2.施肥

 栽培ごよみで「一発施肥型」を使用している場合は、基本的に最後まで肥料は施用しません。「分施型」を使用している場合は、田植後20日頃に分げつ肥として中間追肥を施用します。7月中下旬に葉の色が落ち過ぎる場合は、穂肥施用まで落ちないように「つなぎ肥」を施用してください。施肥量は、窒素成分で1kg/10a(晴れの国おかやま444なら7kg/10a)位です。

3.除草

 雑草が残った場合で、ノビエだけが残った時は、ノビエの葉が6葉期になるまでにクリンチャーEWの100ミリリットルを25~100リットルの水に溶かし(展着剤を加用)、田んぼの水を落水して噴霧器で散布してください。また、クリンチャー1キロ粒剤の場合は、ノビエの葉が4葉期までに1kg/10aを湛水状態で散布してください。ノビエと広葉の両方が混じって生えている場合は、クリンチャーバスME液剤1リットルを70~100リットルの水に溶かして(展着剤不用)、田んぼの水を落水して散布してください。
 難雑草の「クサネム」という雑草が発生した時には、ノミニー液剤50~100ミリリットルを100リットルの水に溶かして、クサネムの草丈が40㎝位までに散布してください。部分的に生えている場合は、生えている部分のみの散布で十分です。稲刈り時まで残っていた場合は、そのまま玄米に黒い小さな実が混入します。米の検査に出ると等級が下がるので注意してください。

4.病害虫防除

 田んぼの隅に置いている置き苗は、いもち病の発生源になるので、植え継ぎが済んだら早目に処分してください。7月中下旬には、紋枯病、イネツトムシ、コブノメイガ等が多く発生することがあります。苗箱薬剤を施用していれば長期間効きますが、発生が多い時には防除してください。また、夏ウンカ(セジロウンカ)が発生することがあります。1株に10匹以上いたら防除してください。

◎農薬の飛散(ドリフト)に注意
 農薬を散布する場合には周辺の作物の栽培状況も十分に考慮し「風が弱い時を選んで散布」「散布の位置と風向きに注意」「散布機の圧力と風量を適切に」といったことを守って散布しましょう。
※写真は、農文協「農業電子図書館」より
 なお、詳しく検索されたい方は、山陽基幹支店経済課および和気物流センターに設置しているタッチパネルをご利用ください。または、各支店営農指導員にご相談ください。