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営農情報

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2018.08.01更新

収穫後の樹勢回復に向けて/病害虫防除


1.収穫後の樹勢回復に向けて

  • (1)葉面散布
     尿素の葉面散布は収穫後の樹勢回復、翌年の初期生育の増進に効果があります(表1・図1)。その特徴は、礼肥より速効性がある反面持続性には劣ります。
     同時に、生り疲れによる樹勢の回復は「せん孔細菌」の耕種的防除対策にも有効です。
     時期:8月下旬と9月上旬
        (2回)
     濃度:尿素200倍
  • (2)施肥(礼肥)
     樹勢回復を図るとともに、貯蔵養分の蓄積や秋根の伸長促進などを目的として、遅れないように施用しましょう。
     ①時期:8月下旬~9月上旬
     ②肥料:千代田化成550またはヨーロッパ化成S604
     ③施用量:20kg/10a
         (樹勢により加減)
    ※施用後は直ちに10mm程度のかん水を行いましょう。
  • (3)かん水
     乾燥が続く場合は一週間くらいを目安に20~30mm程度のかん水を随時行い、肥効や秋根の伸長促進を積極的に図ります。
    ※樹勢回復、そして花芽をより大きくするためには必須作業です。(表2・図2)
  • (4)縮伐・間伐
     縮伐・間伐は収穫終了後早めに、秋期せん定を行う前に実施します(図3)。
     ①太枝の切り口には保護剤を塗布する
     ②縮伐樹には施肥を控える(減じる)

2.病害虫防除

 せん孔細菌病は本稿執筆の6月末現在、依然として拡散する兆候が見られ、以前発生の見られなかった園地にまでも発病が認められる状況にあります。引き続いて、収穫後における秋期防除の徹底が重要です。
 発生園では収穫後(8月下旬~9月上旬)に、JA岡山東「平成30年版ももの作業防除暦」の必行防除欄に掲載のアグレプト液剤1000倍を散布しましょう。
 併せて、風の強い常襲園地及び激発園地は防風対策として防風ネットの設置(表3)を検討したいものです。
 なお、多発園地は最寄りのJA窓口へご相談ください。
 8月下旬(収穫後)~9月上旬にはカイガラムシ類、ナシヒメシンクイなどを対象にスプラサイド水和剤1500倍を散布します。