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営農情報

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JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


2018.11.01更新

今年を振り返って/樹園地の若返り/有効土層の拡大/平成31年版防除暦


1.今年を振り返って

 今年のモモは、7月上旬に集中した降雨とその後一転して猛暑が長く続いた気象を受けて、排水の重要性、かん水の大切さ、さらには有効土層の広狭・深浅を痛感する年柄となり、その影響は果実の大きさや裂皮・裂果、変形果、果肉障害果などの発生の多寡に現れました。
 病害虫は、春先から発生情報や注意報がたびたび出された「せん孔細菌病」の防除に悩まされ、また果実赤点病やカイガラムシの広がりに気苦労した年でもありました。
 それぞれの反省に応じた対策に取組みましょう。

2.樹園地の若返り

 次世代の育成に向けて若木への計画的な切り替えが必要です。欠損(枯死)樹や衰弱樹、幹の肌が黒ずみヤニを吹き出している樹などは樹齢に関係なく植え替えを行います。新植や植え替え時にはバックホーを活用して、抜根、土づくり、排水対策など樹と園地両方の若返りを図りましょう。(図1)
 植え床は、植え付け1か月前には準備するようにします。(図2)

3.有効土層の拡大

 当地域は押しなべて有効土層が浅く、根域が狭いのが特徴であり、欠点です。
 先述の植え床準備の際は有効土層(土中の水瓶)を拡げるチャンスです。この期に根域貯水と排水を具備した抜本的な改善に取り組みましょう。
 断根を伴う部分深耕は10~11月の初め頃が適期です。それ以後の深耕は排水を中心に、時期が遅れるほど太い根は切らないように心がけて行います。

4.平成31年版防除暦

 平成30年版と同様に次の防除に重点を置いた防除体系にしています。
 秋雨前線の活動による降雨と度重なる台風の襲来による「せん孔細菌病」の秋季感染が憂慮されているので、平成31年版についても引き続いて「せん孔細菌病」の防除を重点課題としています。
 併せて、果実赤点病、カイガラムシ類の防除も見逃すことができません。
 詳しくは、地区説明会、栽培講習会等へご参加いただくか、最寄りのJA支店窓口へお問い合わせください。