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営農情報

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2019.03.01更新

摘蕾/苗木の植え付け/病害虫防除


 ひと雨ごとに暖かさは増し、春分を境に昼夜の長さも変わり、だんだんと忙しい時期を迎えます。計画的に農作業に取り組みましょう。

1.摘蕾

 摘蕾は、幼果の肥大促進や生育初期の葉色向上に効果があり(図)、大玉生産の第一歩です。また、「着果管理は摘蕾から」とも言われているように着果管理の労力分散も図れます。3月上旬頃までは蕾が落ちやすく、作業能率も上がります。(本誌2月号参照)

2.苗木の植え付け

 モモの根の活動は地温が15℃ぐらいから始まります。春の植え付けは、根が活動する前の3月上~中旬が適期で、根傷みの少ない時期です。
 長い根や傷んだ根は切り返し、植え床に根を四方に広げて覆土します。深植えは二段根の発生や根腐れの原因になるので禁物です。
 植え付けた苗木は支柱に結束し、風揺れや倒伏から守ります。(本誌12月号参照)

3.病害虫防除

 JA岡山東「平成31年版ももの作業防除暦」に沿って、開花前防除のポイントを紹介します。
  • (1)ラビキラー乳剤200倍液
     3月初旬頃、コスカシバの被害部をねらって散布します。
     なお、石灰硫黄合剤(強アルカリ性剤)との散布間隔は7日以上あけます。
  • (2)石灰硫黄合剤20倍液
     3月中旬頃、ハダニ類、サビダニを対象に散布します。本剤は、縮葉病にも有効です。
     せん孔細菌病多発園は、本剤に替えてICボルドーを散布します。
  • (3)ICボルドー412の30倍液
     せん孔細菌病の多発園は石灰硫黄合剤に替えて、3月中旬頃本剤を散布します。縮葉病にも有効です。また、展着剤アビオンEを加えると防除効果が向上します。
  • (4)カスミンボルドー500倍液
     3月下旬頃散布します。対象病害はせん孔細菌病、縮葉病です。
     本剤は、開花直前散布がより有効です。
  • (5)その他
     薬剤散布は風が無く穏やかな日に、園地の四隅や外周部へも掛けムラのないよう丁寧に行います。
     また、摘蕾作業中など常に枯れ枝や病斑枝のせん除と園外処分に心がけ、せん孔細菌病など越冬病原菌の密度低下に努めます。