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営農情報

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2019.10.01更新

基肥の施用とかん水/土壌改良/せん孔細菌病防除


1.基肥の施用とかん水

 基肥は10月下旬頃までに施用します。樹勢が強く遅伸びする場合は早めに施用し、樹勢が弱い場合は遅めに施用します。また、施用量は品種や樹勢によって加減します(詳細は9月号参照)。
 10月は乾燥しやすい時期です。雨が少なく乾燥が続くようであれば、施肥後の肥効促進や土壌改良後の乾燥防止を目的に7~10日間隔でかん水を行いましょう。

2.土壌改良

 おいしいももを毎年安定的に生産し続けるためには、健全な樹勢を維持することが重要です。健全な樹勢を維持するためには、施肥量を加減するだけでなく、「土壌改良」を行い、土壌の物理性(排水性、保水性、通気性等)、化学性(pH、土壌養分等)を改善していくことも重要となります。
  • (1)物理性の改善
     部分深耕や中耕は10~11月初め頃に行います。
     深耕は、根を切断するため、一度に園地全体を改良するのではなく、樹の周りを図1のように数年かけて計画的に改良するようにします。改良する深さは40~50cm程度を目安とし、掘り上げた部分にネニサンソ1号(パーライト)やピートモス、完熟堆肥等の土壌改良資材を混和し埋め戻します。土壌改良資材の投入量は、掘り上げた土量の10%を目安にします。
 深耕できない場合は、完熟たい肥や土壌改良資材を表面に施用し、ホーレー等で中耕して土壌中に投入する方法やシンボルエース(40kg/10a)を表面施用し、土壌の団粒化を図る方法もあります。
 その他、排水不良の園地では、明きょや暗きょを設置し、排水対策を徹底しましょう。(図2)
  • (2)化学性の改善
     土壌pH等の化学性が適正でない場合、健全な生育が阻害され、果実品質低下の原因となります。定期的に土壌診断を行い、その結果をもとに、土壌改良目標(表1)の塩基バランスを保つのに有効な資材を投入しましょう。

3.せん孔細菌病防除

 せん孔細菌病発生園では、暦を参考に10月上旬にもICボルドー412(30~50倍)に展着剤アビオンE(1,000倍)を加用して、丁寧に散布しましょう。なお、台風襲来時は雨前散布が基本です。