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営農情報

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ピオーネ・オーロラブラック

2018.08.01更新

ハウス栽培/トンネル栽培/その他


 ハウス栽培では、収穫後の葉の維持が重要です。
 簡易被覆栽培では、着色の進行具合を確認しながら副梢管理、かん水を適切に行い、作業を進めましょう。

●ハウス栽培

  • (1)葉の維持・秋根の伸長促進
     収穫後の管理を徹底して貯蔵養分の蓄積を図り、樹勢を強化する必要があります。貯蔵養分は主に収穫後に蓄積され、葉の光合成作用で作られるデンプンや糖などの炭水化物と根から供給される無機成分から合成されます。このため、JA岡山東果樹施肥設計を参考に礼肥とかん水を行い、枝の二次伸長を抑えながら、葉を10月頃まで維持するように努めましょう。
  • (2)かん水
     収穫後から10月中旬頃までは土壌乾燥の害が発生しやすく、根や葉の働きが低下し、葉焼けや早期落葉が心配されます。とくに近年は秋季が高温乾燥となることが多く、定期的なかん水が必要となります。かん水間隔は5~7日とし、1回の灌水量は20~30mm(20~30t/10a)を目安に行いましょう。

●トンネル栽培

  • (1)収穫
     収穫開始の目安は果粒軟化後40日頃です。着色の進行を待つあまり、収穫が遅れてしまうと晩腐病の発生や日持ちの低下につながりやすいので注意してください。糖度が基準に達し、酸抜けが良好なら収穫を始めましょう。収穫適期は収穫初め約15日間ぐらいを目安に収穫してください。
     なお、収穫後の棚もちを良くするため、果実温度が低い早朝に収穫しましょう。

●その他

  • (1)若木の管理
     延長枝先端は8月上旬までに軽く摘心し、枝の充実を図ります。
    副梢は2~4枚で摘心し、その後発生する副々梢は基部からかきとりましょう。この時期の枝管理が不十分だと、延長枝が扁平に肥大し、翌年の芽とびや不揃いの原因になるので的確に実施してください。
  • (2)台風への準備
     8~9月は台風が発生しやすい時期です。直前になって慌てる事がないように事前に施設・棚等を再度点検し、補強や修理を忘れないようにしてください。
     ハウスでは、基本は台風通過前の日照がない時に外張りを閉め切ります。換気扇があるハウスでは換気扇を回してハウス内の空気圧を下げるよう努めてください。台風通過後はハウスを開けるのを忘れないようにしましょう。
     トンネル栽培でトンネル被覆を除去していない園地では、強風による棚の破損が心配されます。施設維持のためには、事前に被覆を除去してください。