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営農情報

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ピオーネ・オーロラブラック

2018.12.01更新

ハウスの点検・改善/仮せん定/防寒対策/防鳥ネットの撤去


 今月はハウス施設の点検・改善と防寒・積雪対策をしっかり行うように心がけましょう。また、仮せん定は急ぎすぎないように留意してください。

1.ハウスの点検・改善

①光線透過率の改善
 被覆資材が汚れていると、新梢生育期の光線透過率が低下するとともに昼間の温度確保が妨げられます。その結果、新梢が軟弱に生育したり花穂や子房の充実が悪くなります。被覆資材が耐用年数近くになり、汚れや曇り等がある場合は、計画的な張替えが必要です。内張り被覆が固定式の場合、こまめな温度管理が難しく、日照量も低下してしまいます。このため、開閉型への変更も検討する必要があると思います。
②省エネ対策
・隙間は徹底的に無くし、密閉度を高める。
・暖房機等の機材は定期的に点検整備する。
・ハウスの内張り側面や妻面にはエコポカプチ等の保温性の高い資材を使用する。

2.仮せん定

(必須作業ではありません。)
 12月になると結果枝を誘引線付近で短く切る仮せん定を行っている園が多く見られます。結果枝の中には生育期間中に蓄えた養分(デンプン、タンパク質)が残っています。結果枝の養分は樹体に徐々に移動し、冬の低温に遭うことでデンプンが糖分に変わって耐寒性が増します。落葉直後に仮せん定をすると、貯蔵養分の一部を切り捨てることになりますので注意が必要です。仮せん定は12月中下旬以降、十分な低温に遭ってから行い、気温が高い場合は遅らせるようにしましょう。

3.防寒対策

 若木、早期落葉した樹、遅伸びにより登熟が悪い樹では貯蔵養分が少なく樹の耐寒性が弱くなっています。このため、冬季から春先が低温になる地域では凍害が発生しやすく、樹が枯死する場合があります。このため、主幹の地際~分岐部までをわら等の防寒資材を巻く防寒対策を行いましょう。なお、防寒対策はあまり早く行わず、低温にしっかり遭って耐寒性が増した12月下旬~1月上旬頃とします。

4.防鳥ネットの撤去

 雪害による棚の倒壊の原因は、防鳥ネットへの着雪によることが多いので注意してください。降雪前に慌てることがないように事前に撤去しておきましょう。