メニュー
JA岡山東 メニュー
 

人と大地と地域を結ぶ、JAコミュニケーション。




営農情報

営農情報

JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


ピオーネ・オーロラブラック

2019.02.01更新

加温栽培/無加温栽培/簡易被覆栽培


1.加温栽培

  • ①温度管理
     発芽期の夜温は18℃程度とします。発芽揃いが悪い場合は、夜温を2~3日間低めにした後、夜温を上げると揃いやすくなります。また、発芽勢力が弱い場合は夜温をやや高めの20℃にしますが、発芽から満開までの日数が35日程度要するように生育状況を見て16~18℃に戻してください。展葉期以降は日中の高温を避けるとともに、昼温は25℃、夜温は16℃を下回らないように注意して花穂を十分発育させるようにします。
  • ②芽かき
     生育を揃え、貯蔵養分の無駄遣いをしないため、芽数が多い場合は早めに芽かき(早い芽と遅い芽を摘除)を行います。新梢本数は花穂を確認し、誘引で欠損する事を踏まえて少し多めに残します。なお、弱勢な新梢は摘穂して空枝とします。
  • ③葉面散布・追肥
     貯蔵養分に依存する展葉7~8枚頃までは、生育が弱く葉色が淡い場合は葉面散布が有効です。高温時の散布は避けて晴天日の朝露が乾いた午前中に散布します。若い葉ほど薬害が出やすいので最初は薄めの濃度で散布し、3~4日おきに複数回散布します。葉面散布による改善が見られない場合は追肥を行います。追肥は即効性のノルチッソなどを使用し、チッ素成分量で1~2kg/10a程度を施用します。なお、ハウス栽培では施肥過多になりやすいため、基肥が多い園では年間の施用量も考慮して少なめにしてください。

2.無加温栽培

 ハウスの閉め切り時期は、二重被覆で2月上旬、一重被覆で2月中旬を目途とします(積雪や低温が心配される地域では少し遅らせます)。早く閉め切る場合は、積雪による倒壊を考えて、ハウスの補強や加温機の導入をおすすめします。

3.簡易被覆栽培

①芽傷処理
 若木の主枝延長枝は発芽しにくいため、先端の2~3芽以外は芽の着生位置から先端方向へ2~3mmの部分に、目の細かいノコギリや専用ハサミ等で形成層に達する傷をつけます(図)。傷はあまり大きく深くならないよう注意し、適期の2月下旬から3月上旬(樹液が流動する前)に行いましょう。芽傷処理後は枝が折れやすいので、あらかじめ主枝延長枝の棚付けを行っておきます。なお、芽傷処理後にガイピープロまたはアミノメリット青の2倍を芽に塗布すると発芽を促す効果が高まるので、芽とびしやすいオーロラブラックでは、ハケ等で塗布することをおすすめします。

②その他
 2月には日中の寒さも少し緩んでくるので、外の作業を進めましょう。粗皮剥ぎや結束ヒモの交換、トンネルや棚線に残った巻きづるの除去を行います。とくに昨年、コナカイガラムシや晩腐病の被害がみられた園ではていねいに作業しましょう。