メニュー
JA岡山東 メニュー
 

人と大地と地域を結ぶ、JAコミュニケーション。




営農情報

営農情報

JA岡山東の営農情報をご紹介しています。


ピオーネ・オーロラブラック

2019.03.01更新

無加温栽培/簡易被覆栽培


1.無加温栽培

①温湿度管理
 温湿度管理は(表1)のとおりです。発芽期の乾燥は発芽が不揃いになるため、こまめな散水等でハウス内湿度を高く維持します。発芽以降は、昼間が高温になると新梢の不揃いや花穂発育が悪くなるため、昼温が30℃を越えないようにこまめな換気に心がけましょう。二重被覆では、発芽以降は内張を開閉してハウス内に光が入るようにして葉への日当たりを良くし、新梢生育を健全に促しましょう。

表1 無加温栽培の温度の目安(岡山県果樹栽培指針)

②霜対策
 発芽後の霜対策については気象情報に注意し、石油ストーブの設置等の対策を講じておきましょう(表2)

2.簡易被覆栽培

  • ①せん定の再点検
     結果母枝のせん定程度や主枝延長枝の切り返しの長さを再点検するとともに、主枝延長枝では芽傷の処理忘れを確認し、必ず処理を行ってください。
  • ②土壌の表層管理
     春草は旺盛に生長し、地面を覆って日光を遮るため、地温の上昇を抑えます。また、ブドウと養水分吸収が競合し、ブドウの初期生育が悪くなります。春草が目につき始めたら早めに削り取るか、除草剤を散布して雑草を抑えましょう。
     春草を抑えるため、土壌表面にわらを敷くと地温の上昇を妨げるとともに、地面からの放熱を遮って霜害を受けやすくなります。このため、敷わらは晩霜の恐れがなくなる時期まで待って行いましょう。
  • ③粗皮はぎ・巻づるの除去
     昨年はハダニ類、ハマキムシ類の被害が一部で問題となりました。チャノコカクモンハマキ、ハダニ類などは粗皮の下で越冬しています。このため、発芽前までに、越冬病害虫の密度を減らしておくことが大切です。粗皮を取り除いた後で石灰硫黄合剤を散布すれば防除効果も高くなります。また、晩腐病対策として巻づるや古い結果母枝をせん除して菌の密度をできるだけ減らしておきましょう。
  • ④主枝の結束
     主枝に結束紐が食い込んでいませんか?今年の太りしろがあるかどうか、この時期に一度点検しておきましょう。
  • ⑤トンネル被覆
     被覆が早いと、雪害や発芽が早まることによる晩霜害の危険性が高まります。被覆はあまり急がずに3月下旬~4月上旬の風のない日に行いましょう。
  • ⑥雪害対策
     3月の雪は湿っていて重く、防鳥ネットに降り積もると、棚の倒壊につながります。防鳥ネットを外していない場合は、早めに外しておきましょう。