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営農情報

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ピオーネ・オーロラブラック

2019.05.01更新

無加温栽培/簡易被覆栽培/かん水


1.無加温栽培

①温度管理
 日中は30℃を超えないよう換気します。また、内張が固定の場合は、日照量の確保と高温回避のために4月下旬までに除去してください。開閉が可能な場合は5月下旬まで、開け閉めをして夜の温度確保に努めましょう。
 無加温では開花~果粒肥大期を迎えます。日出後の結露で灰色かび病が発生しやすいので、早めに少し換気して湿度を下げるようにしてください。
②果房管理
○摘房
 果粒軟化前までに最終の房数にしますが、果房整形時に実どまりの悪い房や遅れ房等をあらかじめ摘房しておきましょう。果粒軟化前の最終の房数は、新梢が20cm間隔程度で、葉数が十分確保されている樹では主枝1m当たり5~6房を目安とします。
○果房整形・摘粒
 ジベレリン処理後5~10日目に軸長を5~5.5cmに調整し、果粒が密着しすぎないように、早めに摘粒を行います(図1)。

2.簡易被覆栽培

①新梢管理
○誘引
 新梢の欠損を防ぐため、あまり早くから始めずに摘穂を終えた後、新梢の先端がトンネルに当たるようになってから誘引を始めます。残す新梢の本数は20cm間隔を目安とし、曇天日や朝方の作業は控えて晴天日の日中に行いましょう。
○摘心
 開花始めに新梢を房先7枚程度で摘心します。副梢は、房までは2~3葉で摘心し、棚面が葉で埋まるように葉数を確保します。房より先は1~2葉で摘心しますが、先端部の副梢は1本を伸ばすようにして下さい。
②花穂管理
○摘穂と花穂整形(図2)
 花穂はなるべく早く1新梢1花穂にします。弱い新梢は空枝にしましょう。とくにオーロラブラックは花穂数が多いので早めに行いましょう。
 花穂整形は花穂がばらけてきたら、岐肩や大きな車は早めに除去し、開花前~開花始めにピオーネでは先端部を3~3.5㎝、オーロラブラックでは4㎝程度を残すように切り込みます。
○オーロラブラックのストレプトマイシン処理
 オーロラブラックはピオーネに比べて種ぬけが悪いため、必ず満開14日前~開花始めにストレプトマイシン200ppm(アグレプト液剤を1,000倍に希釈)を花房浸漬または散布します。
○ホルモン処理(表)
【一発処理法】
 満開~3日後にジベレリン25ppmとフルメット10ppmの混用液を処理します。処理が遅いと果粒が大きくなりすぎて着色が悪くなるので注意が必要です。
【2回処理法】
 2回処理を行う場合の2回目(肥大処理)はジベレリン単用よりもフルメット単用の方が果実着色が優れます。

3.かん水

 開花期に土壌が乾燥すると、蕾振るいや結実不良につながりやすいので、乾燥が続く場合は十分にかん水してください。