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営農情報

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水稲

2019.01.01更新

30年産の米1等比率について/平成30年産水稲の生育状況と次年度対策


◎30年産の米1等比率について

(12月2日現在)
きぬむすめ……81%
ヒノヒカリ……78%
にこまる………78%
朝日……………75%
アケボノ………1%

◎平成30年産水稲の生育状況と次年度対策

・生育状況
○育苗期はやや高温傾向で、一部で葉の焼けや水分不足による生育不揃いがありましたが、病気の発生も比較的少なく、全体的には概ね順調でした。

○田植えは早生品種で5月上旬~6月上旬頃、中晩生品種で6月上~下旬にかけて、概ね順調に行われました。しかし、7月上旬の豪雨によって、畦畔崩壊や土砂流入する圃場が一部で見られたほか、冠水した圃場が多数みられました。とくに移植して間もない圃場では、長時間雨にあたりながら冠水したことで、葉が水面に張り付いたようになり、葉の黄化や生育抑制がみられました。7月上旬の天候不順により全般に生育が遅れ、分げつはやや少ない傾向となりましたが、その後は高温多照で推移し茎数は平年並みに確保されました。

○出穂期は、早生品種はやや早め、中生品種は平年並み~やや遅め、晩生品種はやや遅くなりました。

○早生品種は出穂後高温多照で経過したものの、9月に入り天候不順となったことから、登熟は概ね平年並みとなりました。中晩生品種は9月上旬の台風襲来やその後の天候不順により、褐変籾や不稔籾の発生が多くなりました。

○成熟期は、早生品種ではやや早くなりましたが、降雨等により一部で倒伏や収穫が遅れました。中晩生品種では、出穂期の遅れと9月の天候不順で登熟が進まなかったことや、1穂内での成熟のばらつきがみられ収穫が遅くなりました。

○病害虫の発生は、イナゴ類や早・中生品種を中心にカメムシ類、中生・晩生品種を中心に紋枯れ病や穂いもちの発生がみられました。

○収量は、早生品種はくず米が少なく概ね平年並みの収量が確保できましたが、中晩生品種は、9月の天候不順の影響で登熟が悪かったことから、くず米が多く収量が低下しました。

○品質は、格付け理由(等級落ちの原因)として早生品種はその他部分着色、部分カメムシでの等級落ちが多く、中晩生品種では充実度での等級落ちが多い傾向で、検査等級の1等米比率は平年よりも下がりました。
・次年度に向けて
(1)土づくり・肥培管理
  • 有機物や土づくり資材肥料の施用により、土づくりを行いましょう。
  • 圃場の土壌条件や生育状況に応じた適切な施肥を行い、過繁茂や秋落ちにならないよう対策をたてましょう。
  • 基肥一発肥料でも、高温により肥効発現が早まり生育後半に肥効が切れる事が予想される場合は、生育状況により追肥の施用を検討しましょう。
(2)水田の均平化
  • 水田が均平でないと除草剤の効果も劣り、肥料が平均的に効かなくなります。水田の状態を確認し、高い部分の土を低い部分に移して均平にしておきましょう。
(3)水管理
  • 早くから田を乾かすと未熟米、胴割れ米等が発生しやすくなります。落水は出穂後30日が基準ですが、乾きやすい水田は、できるだけ遅くまで水を溜めておきましょう。