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営農情報

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水稲

2019.08.01更新

水管理/穂肥/病害虫防除


1.水管理

  • ○中干し終了後に一気に深水にすると、根に急激な変化が加わり根が弱るので、2~3日間は田面に水が溜まるか溜まらないかくらいで調整し、その後に水を溜めるようにします。
  • ○中干し後から落水までは、根の活力を維持するため、田に水を張った状態と落水した状態を数日ごとにくり返す〝間断かんがい〟を基本とします。
  • ○ただし、穂ばらみ期(出穂前14日頃)から出穂期にかけては、水分が不足すると穂の成長に影響が出るので水を切らさないようにやや深水に管理します。

2.穂肥

  • ○緩効性でない一般の高度化成での分施(何回かに分けて肥料をやる方法)では、穂肥は2回に分けて施用します。
  • ○1回目は、「きぬむすめ」・「ヒノヒカリ」・「アケボノ」では出穂23日前頃(幼穂長1~2mm程度)、「雄町」・「朝日」では出穂18日前頃(幼穂長1~2cm程度)に施用します。
  • ○2回目は、1回目から10日後に施用します。
  • ○基肥と穂肥の「二発施肥型」(二発タイプ)では、分施の1回目の時期に施用します。
  • ○ただし、葉色が濃い場合は施肥時期を遅らせるか、施肥量を減らします。
  • ○「一発施肥型」(一発タイプ)の場合は、基本的に穂肥は必要ありません。
  • ○ただし、高温の年は一発施肥型でも肥切れになり、追肥が必要となることがあります。
※出穂日は表1を参照

3.病害虫防除

  • ○カメムシ類の発生が多い地域では、産卵場所となる水田畦畔や周辺の草刈りを徹底してください。
  • ○ただし、水稲の出穂2週間前から出穂3週間後の間にイネ科雑草の草刈りを行うとかえってカメムシ類を水田に追いやり、被害を助長することになるので避けてください。
  • ○出穂の前後は、穂いもち・紋枯病・カメムシ類・ウンカ類などの防除をする時期となります。
  • ○とくにカメムシ類による斑点米の被害が発生するほ場では、必ず防除が必要です。
  • ○カメムシ類の防除は、粉剤・液剤では、穂ぞろい期が防除適期です。粒剤では、出穂5~10日前頃に1回散布します。
写真1:穂いもち(穂首いもち)
穂の首のところにある節がいもち病菌に侵され、白穂になる。
写真2:紋枯病
水ぎわの株元に楕円形または縦長の灰色ないし灰白色の病斑ができ、激しい場合は下葉から次第に枯れ上がってくる。
写真3:ホソハリカメムシ
(体長約1cm)
体色は灰褐色から暗褐色。
肩が張り、その先端がとがっている。
写真4:アカスジカスミカメ
(体長4.6mm~6mm)
体色は全体に淡緑色。背中の中央は縦に橙赤色で、触角と足は赤色。
写真5:カメムシが養分を吸い取ることから起こる「斑点米」
カメムシの被害を受けた部分が、墨がにじんだような黒色となることが多い。
※写真1~4は、農山漁村文化協会「農業電子図書館」より
※写真5は、岡山県病害虫防除所 提供