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営農情報

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水稲

2019.11.01更新

気象と生育概況/当面の管理(ほ場の準備)


1.気象と生育概況

  • ○5月の育苗期間は気温の変動が大きく、苗の不揃いや苗立枯病の発生が目立ちました。活着は概ね良好でしたが、ほ場内での生育の不揃いや、除草剤の薬害が一部で発生しました。
  • ○7月下旬までは、日照量が少なく経過し、茎数の増加が緩慢でした。
  • ○梅雨明け以降は、気温が高く経過し平年並みの日照量となったので、生育は回復して、ほぼ平年並の生育(茎数、草丈)となりました。
  • ○「きぬむすめ」等では、生育が回復してから幼穂形成期までの期間が短くなり、穂数がやや少ないほ場がありました。
  • ○7月下旬に葉いもちの発生が散見されましたが、病徴は進展しませんでした。
  • ○出穂は、早生品種は平年並でした。中生・晩生品種ともほぼ平年並となりましたが、6月上旬の田植ではやや早く(1~2日早い)、6月下旬の田植ではやや遅い(1~3日遅い)傾向でした。これは、梅雨明けが例年より遅かったことが原因と考えられます。
  • ○成熟期は、中生品種、晩生品種とも順調に進みました。一部の品種では、出穂期以降に曇雨天があったため、穂首いもちや籾枯細菌病、稲こうじ病、紋枯病の発生が見られました。
  • ○トビイロウンカは、8月21日と9月6日に病害虫発生予察注意報、9月24日に病害虫発生予察警報が発表されました。9月9日に紋枯病の植物防疫情報が発表され、発生が確認されるほ場が見られました。

2.当面の管理(ほ場の準備)

  • ○田に高低があると、水面より高い所では、よく効く除草剤を使っても雑草が発生したり、低い所ではジャンボタニシに食害されやすくなります。均平作業は代かきの時だけではなく、冬季も高い所から低い所へ土壌を動かしましょう。
  • ○今年も、下葉の枯れ上がりや、ごま葉枯れ症状が見られる所がありました。ガスの発生による根腐れや鉄などの微量要素不足、地力不足が主な原因です。このようなほ場では、基本的には栽培期間中の間断かんがいでガスを抜き、根を健全に保つことが重要です。また、粘土分が少なく砂が多いほ場の場合は、鉄などの無機成分が流亡しやすくなります。ニューミネカルやマルチサポート2号等の鉄を含んだ土づくり資材の施用と併せて、たい肥等有機質肥料の施用が効果的です。
  • ○できるだけ根が深く張ることができるように耕耘(目標深度15~20cm)しましょう。ただし、一度に深耕を行うと鋤床(作土の下の固い層)が壊れて漏水することがありますので、数年かけて徐々に深く耕耘しましょう。